開智未来生へ:数学『4STEP』をやっているのに
思うように進まない理由
この記事は、以下のような方におすすめです
- 毎日机に向かって、数学『4STEP』を一生懸命解いているのに授業の進度に追いつかない開智未来生
- 真面目に頑張っている我が子の努力を、しっかりと成果に結びつけてあげたい保護者様
- 数IIIや応用問題に入る前に、日々の数学のつまずきを根本から整え直したい方
開智未来高校の数学で副教材として親しまれている数研出版の『4STEP』。非常に問題数が豊富で、じっくり取り組むことで着実な計算力と論理的思考力が身につく素晴らしい問題集です。
一方で、高校2年生で数学IIIに入るなど、スピード感のあるカリキュラムの中で学習を進める開智未来生からは、「真面目に取り組んでいるのに、なかなか思うように進まない」というご相談をよくいただきます。
特別に厳しい宿題が出されていないときでも、「自分の力で最初から最後まで丁寧に解こう」と机に向かう生徒さんほど、実は悩みやすくなります。
4STEPはとてもコンパクトな解答解説が多いため、解き方がわからない問題にぶつかったとき、真面目な子ほど「理解できるまで自力で考えよう」として何十分も立ち止まってしまいがちです。
毎日一生懸命努力しているのに進度の早さに追いつけなくなってしまうのは、お子様の努力不足ではなく、問題集の持ち味に合わせた「進め方の工夫」が少しだけ足りないからかもしれません。
なぜ『4STEP』でつまずいてしまうのか?
4STEPは問題のカバー範囲が広く、大学受験の基礎固めまでカバーできる素晴らしい教材ですが、解答解説が(良く言えば)非常にコンパクトにまとめられています。
そのため、公式や定理の成り立ちという基本的な部分が十分に頭に入っていない状態で解説を読むと、「なぜここの行から、こんな風に式が変わるのか」が理解できません。結果、
「わからないから、とりあえず解説の解答を丸暗記しよう」
となってしまい、このやり方で勉強を続けていると、定期テストや模試などで、少し数字や切り口を変えられただけで、全く手が動かなくなってしまいます。
真面目な努力をしっかり成果に変える「3つのステップ」
これまでの頑張りを点数につなげるために、無理に全ての応用問題を解こうとする必要はありません。まずは以下の3ステップで、日常学習の進め方を少し変えてみてください。
Step 1:「全部を完璧に解く」から「基本を確実に」へ切り替える
最初から最後の応用問題まで順番に解こうとすると、途中でどうしても時間が足りなくなってしまいます。まずは基礎となる「A問題」や「基本例題の類題」に絞り、解法を自分の手で再現できる状態を目指しましょう。基本が定着すれば、後から応用力を伸ばすことは決して難しくありません。
Step 2:立ち止まる時間を決め、解答を「解き筋のヒント」として使う
考え込んで5分以上手が止まってしまったら、無理に自力で抱え込まず、一度解答を開いてみましょう。「どのような考え方で式を立てているのか(解き筋)」を確認し、納得できたらもう一度自分の手で白紙から解き直してみる。このサイクルを作るだけで、学習の負担はぐっと軽くなります。
Step 3:分からない疑問は「解説を聞く準備」として整理しておく
コンパクトな4STEPの解説だけでは、どうしても「なぜこの式変形になるのか」が分からない場面が出てきます。そこは一人で悩み続ける場所ではなく、先生や専門家に質問すべきポイントです。「どこまで分かって、どこから分からないか」に印をつけておくだけで、復習の効率は大きく上がります。
弘道塾の個別指導について
弘道塾では、開智未来高校のカリキュラムやお使いの『4STEP』の進度に合わせ、生徒さんが「どこでつまずいているのか」を1対1でじっくり紐解く指導を行っております。
大人数の集団授業のように周りのペースに流されることなく、手薄になりがちな解答の行間を丁寧に補いながら、安心して学校の授業に臨めるようサポートいたします。
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