一人ひとりの指導事例

それぞれの出発点から、必要な学習を組み立てる。

弘道塾では、決められたカリキュラムを一律に進めるのではなく、まず現在の理解状況を確認します。

どこでつまずいているのか。受験までに何が必要なのか。実際に指導した生徒の事例から、何を確認し、どう判断して学習を組み直したのかをご紹介します。

同じ数学の伸び悩みでも、必要な学習は一人ひとり異なります。結果だけでなく、そこに至るまでの確認と判断が分かる形で掲載しています。

※いずれも弘道塾で実際に指導した生徒の事例です。本人のプライバシーに配慮し、学校名、大学名、詳細な時期など、個人の特定につながる情報の一部を抽象化しています。


弘道塾での指導事例

入塾時の状況だけでなく、実際に確認したこと、弘道塾の判断、その後の学習までをまとめています。

基礎からの学び直し 数学・物理・化学

高校数学の基礎から学び直し、国立大学の理系学部へ

入塾時の状況

体系的な学習から離れていた期間があり、高校数学の基礎から確認する必要がありました。

弘道塾の判断

受験科目を一度に進めるのではなく、まず数学の土台を確認し、その後の物理・化学につなげることを優先しました。

その後

数学・物理・化学を段階的に学び、国立大学の理系学部に合格しました。

3月末

数学ⅠAの復習から開始

4月

数学ⅡBへ。物理・化学も基礎の確認を開始

5月末

数学Ⅲの範囲へ

6月

数学Ⅲの学習を完了

7月末

数学ⅠA〜ⅢCまでの学習を完了

詳しい学習経過を見る詳しい学習経過を閉じる

入塾時に確認したこと

相談に来た時点では、体系的な学習から離れていた期間があり、受験で必要になる科目だけをすぐに進めることは難しい状態でした。特に数学は、これから必要になる単元へ進む前に、高校数学の基礎から理解状況を確認する必要がありました。

弘道塾の判断

理系学部への進学には数学・物理・化学が必要でしたが、すべてを一度に進めるのではなく、まず数学の基礎を確認し、その後の理系科目につながる土台を整えることを優先しました。

学習の進め方

理解できている範囲と学び直す必要がある範囲を確認しながら進めました。授業では答えだけでなく、途中式を手がかりに、問題を解いたときにどこに着目し、どのように考えたのかも一緒に確認しました。理解が不十分な箇所があれば、必要に応じて原因となる単元まで戻りました。

解法を暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」を確認しながら数学の主要範囲を進め、物理・化学も基礎から学習しました。

学習が進むにつれて、受験科目全体を整理

入塾直後から、すべての受験科目について細かな学習計画を決めたわけではありません。まずは数学を優先しながら、本人が取り組みたい学習も進めてもらいました。

数学の基礎が固まってきた段階で物理・化学へ学習を広げ、さらに他の受験科目についても、入試までに必要な学習が収まるよう、取り組む内容と時間の使い方を大まかに整理していきました。

その後の進路

数学の基礎確認から始め、物理・化学を含む入試に必要な学習を段階的に進め、国立大学の理系学部に合格しました。

未履修科目の個別補完 数学ⅡB・数学ⅢC

学校で履修しない数学Ⅲを補い、情報分野を学べる国立大学へ

入塾時の状況

学校では数学Ⅲを履修しないコースに在籍しており、志望先の受験に必要な数学ⅢCを個別に補う必要がありました。

弘道塾の判断

数学ⅢCだけを急ぐのではなく、まず数学ⅡBまでを確認し、必要な部分を補ってから進むことにしました。

その後

学校で扱わない範囲を補い、情報分野を学べる国立大学に合格しました。

4月末

数学ⅡBの確認から開始

5月

授業の進み方を見て教材を変更

8月末

数学ⅡBの確認を終え、数学ⅢCへ

11月

数学Ⅲの学習を完了

12月

補講を実施し、入試レベルの問題へ

詳しい学習経過を見る詳しい学習経過を閉じる

入塾時に確認したこと

学校では数学Ⅲを履修しないコースに在籍していました。その後、進路の検討を進める中で志望先の受験に数学Ⅲが必要となり、学校の授業だけでは必要な範囲をすべて学ぶことができない状況になりました。

弘道塾の判断

数学ⅢCだけを急いで進めても、前提となる数学ⅡBまでの理解が不十分であれば入試問題でつまずきます。そこで、まず既習範囲を確認し、必要な部分を補ったうえで数学ⅢCへ進む方針を立てました。

途中で教材を変更

4月末から数学ⅡBの確認を始めましたが、当初の教材では授業のペースが上がりませんでした。そこで5月に教材を変更しました。最初に決めた計画をそのまま進めるのではなく、実際の理解状況と進み方を見ながら方法を調整しました。

志望先から逆算して進める

8月末までに数学ⅡBの確認を終え、その後は学校で履修しない数学ⅢCへ進みました。学校進度に合わせるのではなく、志望先の出題範囲と受験までに必要な学習内容から優先順位を整理しました。

学校と塾で、学習する内容を分ける

数学Ⅲの学習を始めてからは、学校で進めている数学ⅡBCと、弘道塾で進める数学Ⅲを分けて考えました。学校で学習している範囲を塾でもう一度授業するのではなく、数学ⅡBCは分からない問題があったときに質問・解説を行い、塾では学校で履修しない数学Ⅲを中心に進めました。

数学Ⅲを塾で学習していることは学校の先生にも伝え、演習には学校の先生から提供された教科書傍用問題集も使用しました。学校と塾で同じことを繰り返すのではなく、それぞれを使いながら受験に必要な範囲を進めました。

その後

二学期以降は、受験までに必要な数学Ⅲの学習を進めるため、通常の受講に加えて、受験までの期間で計4コマを追加しました。

11月に数学Ⅲの学習を終えました。このケースでは、12月以降の補講は追加料金なしで行いながら、入試レベルの問題へ進みました。その後、情報分野を学べる国立大学に合格しました。


同じ方法を、全員に当てはめるわけではありません

自宅で学習を進められる生徒に、自習室の利用を増やす必要はありません。学校で十分に学べる内容を、塾でもう一度授業する必要もありません。一方で、取り組む科目や教材の整理が必要な場合には、時間の使い方まで具体的に決めることもあります。

弘道塾では、実際に学習した結果を見ながら、その時点で何を変える必要があるのかを判断します。授業、課題、自習、質問対応なども、すべての生徒に同じように当てはめるのではなく、必要に応じて使い分けています。


指導事例の掲載について

掲載しているのは、弘道塾で実際に指導した生徒の事例です。本人のプライバシーに配慮し、入塾時期、在籍状況、学習期間、学校名、大学名など、個人の特定につながる情報の一部を抽象化しています。

入塾時の学力、履修状況、志望先、学習に使える時間は一人ひとり異なります。掲載している事例と同じ学習経過や進路結果を保証するものではありません。



今の状況に必要な学習を、一緒に整理します

掲載している事例と、まったく同じ状況である必要はありません。どこまで理解できているのか分からない、学校の授業進度と志望先の間に差がある、数学・物理・化学のどの単元から見直せばよいか迷っているといった場合も、まずは現在の状況を確認します。

弘道塾は、塾長がすべての生徒を直接担当するため、定員を最大12名に限定しています。

※相談後に入塾を決める必要はありません。