既卒生(浪人生)のための
予備校・塾の選び方
この記事は、以下のような方に向けた内容です
- 既卒生として、次の1年間をどう組み立てるか考えている方
- 予備校・個別指導・自宅中心など、学習環境をどう選ぶか迷っている方
- 授業料だけでなく、受験までの年間費用も確認して選びたい方
「どこに通うか」を決める前に
高校を卒業すると、学校が用意していた時間割や学習場所はなくなります。 そのため既卒生の予備校・塾選びでは、授業形式を比較する前に、 受験までの1年間の学習をどう成立させるかを、まず考えておきたいところです。
毎日の学習時間を確保し、必要な科目を進め、実際に勉強した結果から問題点を見つけて修正する。 その流れを続けられる環境かどうか、という視点から考えてみます。
毎日の学習量を安定させる
授業時間だけでなく、授業がない時間をどこで、どのように勉強するかまで考えます。
「何時間」だけでなく「何を」を見る
総学習時間だけでなく、受験に必要な科目の進み方に偏りがないかも確認します。
自宅中心で勉強する場合に確認したいこと
自宅で安定して学習できるのであれば、自宅も有力な学習場所です。 一方で、開始時刻や学習時間が日によって大きく変わる場合は、 決まった時間に外へ出て勉強できる場所を持つことも選択肢になります。
「自宅か予備校か」ではなく、必要な学習時間を受験まで安定して確保できるかで考えます。
授業・教材・演習は、どう組み合わせるか
授業、映像、市販教材、自習のどれか一つが正解なのではありません。 自分で進められるところは進め、説明が必要なところでは授業などを利用し、 理解した内容は実際に問題を解いて確かめます。
授業中心・自習中心をどう考えるか
授業を多く受ければよいとも、自習だけで進めればよいとも限りません。 今の自分に不足しているものを確認し、それを補うために必要な手段を使うという考え方が基本になります。
計画を立てた後の「確認と修正」まで考える
年間計画は必要ですが、実際に勉強を始めると、予定より時間がかかる単元や、 理解したつもりでも自力では解けない問題が出てきます。 そこで得られた情報を使って、次の学習や計画を修正していきます。
解く→見る→原因を考える→修正する→もう一度解く
大きな計画を進めながら、日々の学習で分かったことを使って、その計画自体も修正していきます。
「できなかった問題」を、次の学習につなげる
同じ誤答でも、原因によって次にするべき勉強は変わります。 特に数学・物理・化学では、答案や途中式を見て確認するところを絞り、必要に応じて問題を解いたときの考え方も一緒にたどることで、次に確認すべきことを整理します。
解けなかった原因の例を見る
- 必要な知識や公式が不足している
- 条件を読み取れていない
- 文章や図から式へ変換できていない
- 方針は合っているが、途中の計算で崩れている
- 途中式や答案の組み立てに問題がある
- 前の単元まで戻って確認する必要がある
模試・過去問も「解いた」で終わらせない
模試や過去問は、現在の実力を測るだけでなく、次に何を勉強するかを決める材料にもなります。 知識、時間配分、問題選択、答案など、失点の原因に応じて次の学習を変えていきます。
その学習を1年間続けられる場所か
通いやすさは、単に駅から近いかどうかだけではありません。 移動時間も含めて、授業がない日にも必要な学習時間を確保できるかを確認します。
- 授業がない日にも利用できるか
- 自習できる曜日・時間帯はどうなっているか
- 集中して問題に取り組める場所があるか
- 質問や確認が必要になったとき、どのような方法があるか
- 往復の時間を含めても学習時間を確保できるか
年間費用は、入学前に全体像を確認する
最初に提示される月謝や基本料金だけでは、実際に1年間で必要になる金額が分からない場合があります。 予備校・塾ごとに料金体系は異なるため、何が含まれ、何が別途必要になるのかまで確認しておきます。
費用は、安ければよい、高ければ安心というものではありません。 必要な指導や学習環境に費用を使うことには意味があります。 そのうえで、何に費用がかかり、年間でどの程度になるのかまで把握したうえで比較すると、判断しやすくなります。
入学後に追加費用が発生する場合に確認したいこと
季節講習や追加講座などが別料金の場合は、「どのような場合に追加が必要になるのか」 「追加した場合、年間ではどの程度を見込めばよいのか」まで確認しておくと、 入学時の想定と実際の年間費用との差を小さくできます。
見学・相談のときに確認しておきたいこと
パンフレットやホームページだけでは分からないこともあります。 実際に相談するときは、次のような点を確認すると、1年間の学習を具体的にイメージしやすくなります。
- 授業がない時間は、どこで勉強するのか
- 科目ごとの学習量や進み方を、どのように確認するのか
- 計画と実際の進み方がずれた場合、どう修正するのか
- 演習で解けなかった問題を、誰がどこまで確認するのか
- 模試や過去問の結果を、その後の学習にどう反映するのか
- 年間で、最終的にどの程度の費用を見込めばよいのか
予備校・塾の形式だけで決めない
まず必要な学習量を確保し、受験科目全体を進める。 実際に問題を解いた結果を確認し、必要なら学習内容や計画を修正する。 その繰り返しを受験まで続けられる環境かどうかが、既卒生の予備校・塾選びの一つの判断基準になります。
弘道塾の場合
既卒生の学習をどう組み立てているか
弘道塾でも、最初に決めた計画どおり進めることだけを目的にはしていません。 数学・物理・化学は塾長が直接担当し、実際の答案や途中式を見ながら、必要に応じて問題を解いたときの考え方も一緒に確認します。
受験勉強のすべてを弘道塾の授業だけで行うわけではありません。 市販教材など利用できるものは使いながら、直接確認する価値の大きいところに指導時間を使います。 模試結果や他科目を含めた学習状況も確認し、必要に応じて優先順位や計画を調整します。
小山市・小山駅周辺で既卒生の大学受験環境をお探しの方へ
弘道塾は、栃木県小山市・JR小山駅から徒歩8分の理系専門個別指導塾です。高校生・既卒生を対象に、数学・物理・化学を塾長が直接指導しています。
既卒生の学習では、授業を増やすことだけでなく、受験までの学習時間や科目配分を確保し、実際に解いた結果から計画を調整していくことも大切です。数学・物理・化学では答案や途中式を見て確認するところを絞り、必要に応じて問題を解いたときの考え方も一緒にたどりながら、次の学習内容や優先順位を考えます。